2009年3月25日水曜日

証券会社の業務

証券会社は、直接金融の代表的な金融機関で、株式、公社債、投資信託などを扱う会社ですが、どんな業務をしているかご存知ですか?

具体的には

1)委託売買業務(ブローカー):投資家(顧客)から委託を受けて、有価証券(株式や債券)の売買を行う業務のことで、ブローカー業務ともいいます。主に流通市場にかかわる業務です。証券取引所で取引できるのは、正会員の資格をもった証券会社だけです。一般の投資家は、証券会社に取引を取り次いでもらうことにより、株式を売買しています。売買銘柄、売買の時期、数量などを決めるのは投資家です。証券会社は投資家の注文を仲介するだけで、その銘柄の値上がりや値下がりの結果生じる責任は、すべて投資家が負います。

2)自己売買業務(ディーラー):自己売買業務とは、証券会社が、自己の資金で、自己の利益のために、有価証券(株式や債券)を売買する業務のことで、ディーラー業務ともいいます。主に流通市場にかかわる業務です。

3)引受業務(アンダーライター):引受業務とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいいます。 主に発行市場に関わる業務です。証券会社は、新株式や新債券をいったん買い取り、広く投資家へ販売します。しかし、引き受けた後に全部売りきることができなければ、証券会社が引き取らなければなりません。そのため、発行金額が大きくなると1つの証券会社が引き受けるのは困難であるため、いくつかの金融機関や証券会社が集って共同で引き受けを行う団体のことをいいます。引受シンジケート団は、主に銀行が中心となって結成し、国債、地方債などの公共債を引き受けます。

4)募集・売り出し業務:募集/売り出し業務とは、新規公開にかかわる有価証券の募集および売り出しの取扱いを行う業務のことです。主に発行市場にかかわる業務です。募集・売り出し業務では、証券会社は発行会社からの委託を受けて販売するだけです。引受業務と違って売れ残っても引き取りを行わないため、証券会社がリスクを負うことはありません。

このほかにも保護預り業務、累積投資業務、投資顧問業務、代理事務業務、公共債担保貸付、金地金の販売などがあります。

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