少し前までは、投資信託といったら投資対象は限られていたし、投資手法も通常の投資手法と大きく変わるわけではなく、商品性格の理解もそれほど困難ではなかった。
しかし最近はどうか?不動産投信も認知度を高め、ファンドオブファンズや仕組み債への投資も広く普及し、その商品性格は多岐にわたっている。
特にファンドオブファンズや仕組み債は、投資するファンドや債券を介して、直接投資はできないような投資対象への投資も可能としている。
たとえば、商品先物へ投資するようなファンドがそうだ。これらのファンドは当然購入するファンド自体の商品性格についての知識もさることながら、投資対象となっているファンドや仕組み債自体への知識も欠かせない。
仕組み債などの中にはそうした情報自体が明確ではないものもある。投資対象の拡大自体は決して否定するものではないが、銀行や郵便局での投信販売の拡大など投信が一般に浸透しようとしている状況において、すべてを「投信」としてひとくくりにしてしまうのはどうだろうか?
リスク等に応じて何らかの区分けをすることが必要ではないかと思う。
これは現在の金融危機に共通するポイントである。明確に出来ないものをどのように評価するのか。末端の購入者にどのように伝えるのかを再度検討していきたい。
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